「アイアンマン2」は前作の「アイアンマン」の続編になります。
マーベル・シネマティック・ユニバースの中の作品であり、「アベンジャーズ」への布石が散りばめられている映画でもあります。
アイアン2では、ブラック・ウィドーやウォーマシンなどのキャラクターが登場し、
前作よりアイアンマンも映画自体もパワーアップしています。
目次
映画:アイアンマン2のあらすじ・概要
公開 | 2010年 |
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監督 | ジョン・ファヴロー |
主演 | ロバート・ダウニー・Jr |
TOMATOMETER | 73% |
アイアンマンが自分であると公表してから半年後が舞台の今作。
驚異的な科学力の集大成であるアイアンマンのスーツが、合衆国政府から危険視され引き渡しを要求されています。
トニーはスーツを渡すつもりもなく、抵抗しています。
スターク・インダストリーのライバル社でトニーをライバル視しているジャスティン・ハマーは合衆国の兵器開発やビジネス、
トニーを貶めたいという思惑から、スーツ作りを行っており、
トニーと因縁があり、襲撃をしてインパクトを与えたイワンとハマーは手を結び、トニーを倒そうと動き出します。
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パラジウムの毒素に蝕まれているトニー・スターク
心臓に爆弾の破片があり、ペースメーカーや動力源としても利用しているアーク・リアクターの副作用として、
パラジウムによる毒素にトニー・スタークは苦しめられています。
毒素は身体を蝕んでいっており、解決策もない状態でトニー・スタークは会社の経営もペッパーに譲り、
酒などに逃避している傾向があります。
まぁ、ダウニーと酒の相性の良さや自暴自棄になって荒んだ感じが最高にいいですね。
トニー・スタークは自暴自棄になり周りと対立してしまう
トニーは、自分の命が危ないということを周りには伏せており、知られていません。
ひとりで、解決策を探していろいろ研究してはいますがうまくいっていない状態です。
焦りやストレスからか荒んだり、自暴自棄な行動が目に付くようになっており、周りに愛想を尽かされてしまいます。
パーティで無責任で目に余る振る舞いをするトニーに業を煮やしたローディがスーツを着込み喧嘩をします。
そのままローディはスーツを軍に持ち込み、合衆国やハマーがトニーのスーツを手に入れるキッカケになります。
アイアンマン2でブラック・ウィドーが初登場!
映画のアイアンマン2には、ブラック・ウィドーことナターシャ・ロマノフ(スカーレット・ヨハンソン)が登場します。
スターク社の法務部に正体を偽り潜入しており、アベンジャーズ計画のためにトニーを観察しています。
正体を偽っていても有能なので、トニーは目を着けていましたが、自暴自棄になってドーナツを食べていたトニーの前に、
ニック・フューリーと一緒に正体を明かし、トニーを悩ます毒素を解決するヒントを与えます。
また、イワンが仕組んだ攻撃の時は、単独で乗り込み屈強な警備員相手に見事なマーシャルアーツを披露していて必見です。
ニック・フィーリー大佐も引き続き登場
ニック・フィーリー大佐も登場し、トニーにヒントを与えたり、アベンジャーズ計画の話をしたりと、
MCUでアベンジャーズ計画が描かれるであろうという、伏線を感じさせてくれます。
ドーナツ店で、スーパーヒーローというか、コスチュームを着込んで普通に話をしているシーンは、
シュールですが、なんか面白いですよね(笑)。
復讐に燃えるイワン・ヴァンコがヴィラン!
アイアンマン2のヴィランは、イワン・ヴァンコことウィップラッシュ(ミッキー・ローク)です。
イワンの父親がトニーの父親との因縁を持っており、トニーがアイアンマンだと公表したのとほぼ同時にイワンの父親が息を引き取り、復讐を誓い、スーツを作り出します。
まるで、アイアンマンの時に洞窟でスーツを作っていたトニーのようです。
イワンの技術力も相当なもので、トニーに劣っていません。
襲撃をして失敗したように見えましたが、ハマーと結びつきより大きな計画と自分のスーツを作って、
トニーの命や大切なものを奪おうとしています。
キャラクターの見た目としては派手さはありませんが、ミッキー・ロークの重厚な存在感が、
イワンにインパクトをもたらしており、良いヴィランです。
良いとは言いましたが、極悪なヴィランって言う感じでもないです。
ですが、脅威を感じさせてくれて魅力が大きいと感じます。
ライバル企業のCEO、ジャスティン・ハマーも絡む!
トニーの自称ライバルで、イワンのスポンサーでもあるジャスティン・ハマー(サム・ロックウェル)が、裏で糸を引いているようで、巻き込まれて行っているというヴィランとも言い切れないですが、敵役として登場します。
トニーにライバル視むき出しでも、技術力が足りない感じのコメディリリーフとしても、サム・ロックウェルが見事に演じています。
敵としてのキャラクターですが、ユーモアがありなんか憎めない。
ヒーローにならなかった版のトニーとも言えるハマーをサム・ロックウェルが最高に演じています。
ちなみに、トニー役の候補にサム・ロックウェルも名前が挙がっていたらしいです。
それはそれで観てみたいですね(笑)。
映画:アイアンマン2のネタバレ・感想
アイアンマンシリーズの2作目ということですがまずローディがドン・チードルに変わりましたね。
ローディが登場するシーンのトニーとの会話で、
「まさか君が来るとは」
「呼ばれたんだ、何も言うな」
って、会話は話の前後にも繋がりますし、役者が変わったことのジョークにもなってて秀逸です(笑)。
アイアンマン2では、スーツがないシーンも多く、それでも楽しめるのは、ダウニーのトニーがよっぽど魅力的だからでしょう。
戦闘シーンより、トニーとハマーの会話とかも楽しいですし、個人的にダウニーとサム・ロックウェルの並びが最高です。
ウィップラッシュとの戦闘シーンは良いですが、意外とあっさり。
でも、ウォーマシンの兵器感バリバリの戦い方やアイアンマンと共闘して、ドローンと戦うシーンはやっぱり最高です!
映画:アイアンマン2、オススメです!
スターク・エクスポのパーティー感と、トニーの自暴自棄から復活のパーティ感。
ウォーマシンとのタッグと、大量のドローンとの戦いでお腹いっぱいの満足です。
ある意味で、伏線のための作品でもあるアイアンマン2ですが、
アイアンマンの良さはしっかりとありますので、問題なく楽しめます。
アイアンマン3部作としての繋ぎでもあるし、アベンジャーズへの本格的な発展にも繋がる重要な作品です。
まぁでも細かいこと気にしないでも、アイアンマン2は面白いです。
とにかく百聞は一見に如かずですので、
言いたいことは、
「アイアンマン2」、オススメです!
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