日本国内でも有数の工業都市でもあり、工場夜景の名所として話題になっている室蘭。
室蘭にある工場群と白鳥大橋を撮影できる、室蘭工場夜景のバスツアーに参加してきました。
室蘭の観光スポットでもある工場群と白鳥大橋の夜景を堪能できます!
目次
室蘭工場夜景バスツアーの集合地点は東室蘭駅!
札幌からローカル線を乗り継ぎ、約2時間半かけて東室蘭駅に到着。
室蘭工場夜景バスツアーは、東室蘭駅から始まります。
室蘭工場夜景バスツアーの見学バス乗り場
東室蘭駅の東口にある室蘭夜景見学バス乗り場でバスの到着を待つ。
バスが到着。
添乗員は、ボランティアのガイドさん、運転手、アシスタントの計3名。
ツアーの参加者もみるみる内に集まってきて、座席が全て埋まり、出発。
バスツアーは予約制なので、事前予約なしでは参加できないのでしょうね。
バスが出発して、ふと窓の外を見ると、夕日の色がとても綺麗でした。
道の駅・みたら室蘭からの風景
最初の目的地である道の駅「みたら室蘭」に到着。
目の前の海と夕日がいい感じの雰囲気を醸し出している。
そこから後ろを振り向けば、巨大な白鳥大橋が出現。
ツアーのガイドさんの話によると、
白鳥大橋は東日本最大の長さを誇る吊橋(全長1,380メートル・高さ140メートル)で、
橋の建設に必要な材料を東京タワーで例えていましたが、換算すると東京タワー5本分の材料が必要らしいです。
夕日に染まる幸福の鐘
みたら室蘭から少し歩くと幸福の鐘もあり、夕日の色に染まっていて綺麗です。
室蘭工場夜景バスツアーのメインの工場も見える
そして遠くには、撮影目的のメインでもある工場地帯が見えています。
みたら室蘭を離れ、工場が間近に見えるスポットまで再びバスで移動。
JXTGエネルギー室蘭製造所の幻想的な工場夜景
工場を間近で見られるスポットに到着。
工場の正式名称は、JXTGエネルギー室蘭製造所と言って、ガソリン・灯油などの石油の製品を製造している工場。
この撮影スポットは陣屋除雪ステーションと言い、バスツアー参加者しか立ち入ることの出来ない、貴重なビュースポットである。
この日は晴れており、写真も綺麗に仕上がったので満足しています。
工場内でも一際目立つ巨大な煙突の高さは、180メートルだそうです。
札幌の駅ビルであり、北海道で一番高いとされているJRタワー(173メートル)とほぼ同等ですね。
JXTGエネルギー室蘭製造所を望遠ズームで拡大
望遠ズームレンズで拡大すると、
ディティールが凝縮されて緻密に描かれた工場の写真が撮れてしまいます。
まだ夕日の赤い色も僅かに残っていて、とても綺麗です。
陣屋除雪ステーションから見た白鳥大橋
すぐ左側には、白鳥大橋が見える。
JXTGエネルギー室蘭製造所の緻密なディティール
再度、工場を撮影。
何度見ても良いものですね。
バスに乗り込み、また次のスポットに移動。
崎守ビュースポットから望む室蘭工場と白鳥大橋
崎守ビュースポットと呼ばれる場所まで到着。
工場と逆さ白鳥大橋のリフレクションを見ることに成功
この時は見事なリフレクション(水面の映り込み)を見ることが出来た。
綺麗にリフレクションが見られる条件は、ほぼ無風状態である事が前提にある。
風が強いと、波がたってしまって綺麗には映り込まないからだ。
白鳥大橋のリフレクション
ツアーのガイドさんの話によると、
「室蘭は海に囲まれていて風が強い事が多いので、ここまで綺麗に逆さ白鳥大橋が見られる事はなかなかない。」
このように話していた。
リフレクションも見られて満足する中、バスツアー最後のスポットに向かう。
祝津公園展望台からの夜景
祝津公園展望台に到着。
無風により風車さえも全く動いてなかったので、
風車も構図に入れて長時間露光で撮影。
ここから見る白鳥大橋も、眺望の位置や橋の角度の関係からか、
まるでネックレスのようだと評されているようだが、
言われてみると、確かにネックレスのように見える。
室蘭夜景見学バスツアー参加に大満足!
2019年3月末でJXTGエネルギー室蘭製造所の操業の停止を発表しているのですが、
ツアーのガイドによると、「操業をやめてもしばらくの間はライトアップを続ける」と話しており、
それでも、ライトアップの規模は縮小されてしまうのかもしれません。
夜景ツアーについて、今後の詳しい事は、ガイドさんでさえも知らない事のようです。
2019年シーズンも引き続き夜景ツアーが開催されるのであれば、一度は行ってみる事をお勧めします。
室蘭夜景見学バスツアーのルートとスポット
【ツアーで回ったルートは、Aから順に以下の通りです】
- A.東室蘭駅
- B.道の駅・みたら室蘭
- C.陣屋除雪ステーション(ツアー参加者限定)
- D.崎守ビュースポット(MAPでの表記上は室蘭港夜景)
- E.祝津公園展望台
撮影 | 室蘭夜景見学バスツアー |
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訪問 | 2018年10月 |
所要時間 | 2時間45分程度 |
集合場所 | JR東室蘭駅東口・旧室蘭駅舎・室蘭港フェリーターミナルのいずれか |
電話番号 | 0143-23-0102 (室蘭観光推進連絡会議) |
料金 | 大人(中学生以上):1,500円・小児(小学生):500円 ※2018年現在 |
オフィシャルサイト | http://muro-kanko.com/yakei.html |
行きやすさ | ★★★☆☆ |
景観 | ★★★★☆ |
雰囲気 | ★★★★☆ |
穴場度 | ★★☆☆☆ |
※各種情報は2018年11月現在のデータです。
※私の主観で各項目の評価を設定しています。
【使用カメラ】
Canon EOS M3
【使用レンズ】
EF-M18-55mm F3.5-5.6 IS STM
EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM
EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM