秋の紅葉深まる頃、写真撮影を目的に札幌市の山奥に佇む定山渓温泉を通り過ぎた所にある豊平峡ダムに行ってきました。
なお、豊平峡の読みは、「とよひらきょう」ではなく、「ほうへいきょう」ですので、くれぐれもお間違えのないように。
豊平峡ダムは、紅葉スポットでもあり定山渓の観光名所としてもよく知られています。
目次
豊平峡トンネルを抜けて豊平峡ダムへ向かう!
豊平峡ダムを訪問する為に、地下鉄真駒内駅から出ている定山渓行きの路線バスで定山渓まで向かい、
定山渓に到着してからは、国道230号線沿いにある観光案内所から出ている豊平峡ダムの駐車場行きのミニツアーバスに乗車。
駐車場に到着してからは、さらにハイブリッド電気バスという、豊平峡ダム側が運営しているバスに乗車して、豊平峡ダムに到着する事が出来ました。
どうやら豊平峡ダムは、支笏洞爺国立公園内に含まれているらしい。
豊平峡ダムの壮観な眺め
これぞまさしく壮観な眺め。
ワイルドな剥き出しの岩肌に、所々木が生えており、オレンジや赤に染まっている。
剥き出しの岩肌というのも、なかなか貴重だ。
ここで少しだけ豊平峡ダムの歴史についてご紹介します。
ダムは1965年(昭和40年)より建設が開始され、7年の歳月を掛け1972年(昭和47年)に完成した。
※フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用
完成から実に40年以上働き続けているという訳ですね。
見事な豊平峡ダムの放流
ダムに来たのなら、是非見ておきたいのが、コレ。
ダムの放流だ。
紅葉の色付きも綺麗だが、豊平峡ダムの放流にただただ圧巻。
横アングルでも撮影してみた。
縦構図でも横構図でも、ダムの迫力がお分かり頂けるのではないでしょうか。
放流の様子を望遠ズームで寄ってみる
ダムの放流による水圧って一体どんなものなのだろうか。
想像を絶するという事だけは確かな事なのかも知れない。
豊平峡ダムからの山の岩肌と紅葉のコラボレーション
ゴツゴツした岩肌というものを、じっくりと眺めながらも撮影をしていました。
案外、この空を覆った雲の感じも山の雰囲気と非常にマッチしている気がする。
不思議なもので、岩肌の僅かな隙間からもちゃんと木が生えて成長するんですよね。
改めて生命力の強さというものを感じます。
V字の渓谷と紅葉の色づきかたが、とても良い感じですね。
豊平峡ダムの広大な湖
豊平峡ダムの湖も実際にその場所で見ると、結構な大きさだ。
個人的には雲のコントラストが印象的でもある一枚。
別角度から豊平峡ダムのアーチ部分を撮影
こういうアングルから見てみるのも、とても面白い。
紅葉の赤い色も非常に鮮やかだ。
ダムの向こう側には、レストハウスも見えている。
ダムのアーチ部分を渡りきった場所から見る放流も、やはり素晴らしい。
ここでもう一度、遠くの山々を見る。
やっぱり鮮やかだった。
豊平峡名物ダムカレーを食べにレストハウスへ
お腹が空いてきたので、巷で話題のダムカレーなるものを求めに、向こう側に見えているレストハウスに向かうことにした。
ここからでも、結構大勢の人がいる事が分かる。
このレストハウスは、現在いる場所よりも少しだけ小高い所に位置しているので、リフトに乗って向かうことも出来るとの事だそう。
しかし、リフトに乗る為の行列が出来ていたので、歩きで向かう事にした。
とは言っても、急勾配の坂を少しだけ登れば、すぐにレストハウスに到着してしまう。
レストハウス“だむみえ〜る”に到着
豊平峡ダムにあるレストハウスは、だむみえ〜るという名称だそうだ。
早速建物の中に入って、食券の券売機を見ると、お目当てのダムカレーがあったので迷わず購入。
ダムカレーで腹ごしらえ
おー、これがダムカレーか。
確かにダムの形状を真似て作られているようだ。
恐らく、カレーのルーにあたる部分はダムの湖で、ライスはそれをせき止めるコンクリート、
キュウリは、もしかしたら放流を表しているのか?いや、違うか。
あとは奥から、唐揚げ、ポテトサラダ、福神漬けがトッピングされている。
ポテトサラダは白っぽいので、一見ライスと判別がつかなかった。
何はともあれ、美味しくいただきました。
食事を終えて豊平峡ダム周辺の紅葉を撮影!
改めて赤い紅葉を見るが、何度見ても綺麗だ。
真っ赤に染まっている部分と、まだそれほど染まっていない部分の境界がハッキリしている。
これはこれで良い感じだ。
葉っぱを拡大してみたが、隣り合わせにも関わらず、ここまで色が違うのも珍しい。
紅葉が赤く綺麗に色づいている。
こちらは、少しグラデーションがかっているようにも見える。
豊平峡ダムでの紅葉と写真撮影を堪能!
個人的な話になってしまうが、定山渓には度々訪れていても、豊平峡ダムに関して言えば、
確か、私が小学生の頃に一度訪れて以来なので、20数年ぶりの訪問でした。
まして、豊平峡ダムを紅葉時期に訪れたのは初めてだった。
正直、小学生の時に訪れたことは覚えているが、当時はまだ景色の良さを理解出来ていなかったので、
所々、岩肌が剥き出しになっているのには、凄く新鮮な感覚だった。
豊平峡ダムには、いずれまた訪れたいと思います。
撮影地 | 豊平峡ダム / 〒061-2301 北海道札幌市南区定山渓840 |
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訪問 | 2018年10月 |
アクセス | 【車】 札幌市街から国道230号線で約50〜60分 |
電話番号 | 011-598-3452 (豊平峡電気バス) |
ハイブリッド電気バス利用料 | ・大人…620円(往復)、小人…300円(往復) ・大人…350円(片道)、小人…170円(片道) ・団体割引(10名以上・往復)…大人560円 小人280円 ・敬老割引(65歳以上・身分証明提示)…往復のみ560円 |
駐車場 | 250台 |
営業期間 | 毎年5月頃〜10月末頃までの期間限定営業 ※詳細はオフィシャルサイト等にて確認願います |
ロープウェイ営業時間 | 8:45~16:00(下り最終便16:30) |
レストハウス | 有 |
オフィシャルサイト | http://www.houheikyou.jp |
行きやすさ | ★★★☆☆ |
景観 | ★★★★☆ |
雰囲気 | ★★★☆☆ |
穴場度 | ★★☆☆☆ |
※各種情報は2018年11月現在のデータです。
※私の主観で各項目の評価を設定しています。
【使用カメラ】
Canon EOS M3
【使用レンズ】
EF-M18-55mm F3.5-5.6 IS STM
EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM
EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM