引退した伝説の殺し屋「ジョン・ウィック」が暴れまくる作品です。
細かいことは気にしないで殺しっぷりを素直に楽しめる良作です。
キアヌ・リーブスのフレッシュなアクションは必見です!
目次
映画:ジョン・ウィックのあらすじ・概要
公開 | 2014年 |
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監督 | チャド・スタエルスキ |
主演 | キアヌ・リーブス |
TOMATOMETER | 86% |
ジョン・ウィックは、不可能と思われる条件をクリアして殺し屋家業から引退をして平穏な暮らしを送っている伝説の元殺し屋です。
愛する妻と平穏な暮らしを送っていたのも束の間、妻が病死してしまいます。
生きる希望を失いかけたジョン・ウィック。
亡き妻はそれを見越して、子犬のプレゼントを手配していました。
亡き妻の思いを知り、生きる希望を取り戻しかけた時に事件が起こります。
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ジョン・ウィックと主要な登場人物
主人公のジョン・ウィックは、マフィアに雇われていた殺し屋でしたが、凄腕過ぎてマフィアの中でも知っているものの間では「アンタッチャブルな存在」になっています。
それは、引退した今でも変わりません。
むしろ、引退をすることが出来たことがより伝説の存在にしてしまったからです。
現役時代も殺し屋ですから、その道のプロや一部の人間に死か名前や存在は知られていなかったのでしょう。
ジョン・ウィックを知っていればだれも手を出そうとは思いません。
知らないやつが手を出してしまったのが悲劇の始まりです。
自業自得だが不運なロシアンマフィアたち
不運とも言えますし、自業自得とも言えますが、ロシアンマフィアたちは以前雇っていた伝説のジョン・ウィックと再び相対します。
ボスのヴィゴ・タラソフ(ミカエル・ニクヴィスト)は今のファミリーの地位があるのはジョン・ウィックのおかげであることを熟知していますから絶望です。
ですが、監督不行き届きというか、何も知らないアホ息子のヨセフ・タラソフ(アルフィー・アレン)がジョン・ウィックをひょんなことから襲ってしまい、生きる希望である愛犬を殺すという暴挙に出ます。
その時に、ジョン・ウィックを殺さなかったのが運の尽き、ジョン・ウィックは復讐の鬼となり仕事に戻ってきます。
ヴィゴは対処するためにマフィアを総動員し、金で殺し屋を雇いジョン・ウィックと対決していくことになります。
敵か?味方か?ジョン・ウィックの関係者たち
ジョン・ウィックには、殺し屋時代からの付き合いがある友人や危険な世界を生きてきたということで、敵も多くいます。
また、殺し屋は金次第で、殺しをする者ですから知り合いでさえ油断はできません。
ジョン・ウィックを狙うという危険と金を天秤にかけて、敵対するものも出てくる可能性もあるということです。
友人のスナイパーのマーカス
友人のスナイパーのマーカス(ウィレム・デフォー)は、殺し屋というか裏社会では珍しいぐらいに、ジョン・ウィックとは親密な仲です。
妻を亡くしたジョンを気遣っており、友人として助けたいとも思っています。
ですが、凄腕のスナイパーとして名を馳せている殺し屋でもあり、ジョン・ウィックの殺しの依頼をヴィゴに持ちかけられて、巻き込まれて行きます。
若き女性の殺し屋ミズ・パーキンズ
ミズ・パーキンズ(エイドリアンヌ・パリッキ)は、若い女性の殺し屋ですが、ジョンと面識があり腕が立つ殺し屋です。
300万ドル以下の仕事は受けないというプライドの持ち主ですが、逆に言えば300万ドル以上であればどんな仕事でも受ける可能性があるということです。
刺客としてジョン・ウィックにルールを破ってまで襲ってきます。
裏社会に影響力を強く持つウィンストン
殺し屋たちの休戦場である「コンチネンタル・ホテル」のオーナーのウィンストン。
ウィンストンはオーナーであり、殺し屋たちが使うコンを取り扱っていたり、独自のルールを定めていて殺し屋もウィンストンの支配下ではルールに従って行動しています。
ジョンとは旧知の中であり、一目置いている感じです。
ルールを破ったものには独自の制裁を行うという一面もあり、影響力は強大で裏社会の影のボスとも言えるでしょう。
またそれ以外にも関係者として、車屋のオーレリオや、クリーナーのチャーリー、など癖のあるキャラクターが脇を固めていて物語や世界観に厚みと広がりを感じさせます。
ジョン・ウィックはフレッシュなアクション映画
ありそうでなかったアクション。
ガンアクションはもちろん、カンフーや近接格闘や柔術、車を使ったものなど、今までのアクションでも欠かせない要素を融合して、新しいアクションのスタイルを作り出しています。
ストーリーを無視してアクションシーンだけでも楽しめるので、アクションシーンは本当に良い出来です。
伝説の殺し屋ですから、ひたすら強い。
ですが、引退していたこともあってなのかけっこうギリギリだったり、助けがなかったらヤバいぐらいの危ない目にも合います。
あと、やはり躊躇なくパンパンと殺してくれる演出は、このようなアクションやクライム映画の醍醐味でしょう。
殺すことに特化したスキルを余すことなく発揮してくれるので、とても気持ち良く観れます。
とにかくアクションシーンが気持ちよいジョン・ウィック
とにかくジョン・ウィックはアクションが楽しいです。
クライム映画なので派手な戦闘というわけではないですが、プロフェッショナルの殺しの腕を楽しむには十分です。
キアヌ・リーブスと言えば「マトリックス」のアクションのイメージもあります。
ジョン・ウィックは違うベクトルながら、マトリックス以来のアクションのフレッシュさを持っているのではないでしょうか。
最強の愛犬家ジョン・ウィック
生きる希望であった妻を失い、妻から贈られた子犬も失い、愛車すら盗まれズタボロになったジョン・ウィックは自分に害なす奴らを倒すべき殺しに殺します。
ロシアンマフィアたちや刺客との死闘を制して復讐を遂げるジョン・ウィック。
すべてを終えたあと、最強の愛犬家の愛戦士ことジョン・ウィックは、最後に何を得るのでしょうか。
映画:ジョン・ウィックのネタバレ・感想
凄腕の元殺し屋の復讐劇と言ってしまえば、身もふたもないのですが、話としては単純です。
激情に駆られて復讐に走ることにはなるのですが、やはりプロ。
そして、伝説の殺し屋。
ということなので、淡々と確実に殺す様が最高です。
個人的趣味なんですが、殺しとか戦いを描く映画で殺すことや戦うことに対して無駄な葛藤とかが描かれていないものが好きなんでドンピシャでした。
感想はストーリーの面白さよりは、アクションの楽しさですね。
まぁ王道な演出もあり、最後よりはクラブへの襲撃シーンが楽しかったです。
ヘッドショットは気持ちいいですし、リロードして確実に撃ち抜くシーンも好きですね。
オーレリオ(ジョン・レグイザモ)も少ない出番ながら渋くて好きです。
映画:ジョン・ウィックは2・3と続き、オススメです!
ジョン・ウィックは2はもう公開されましたし、3まで制作が発表されており、
ジョン・ウィックはシリーズ化されています。
とにかく強いキアヌ・リーブス演じるジョン・ウィックは、どこか抜けている感じやかわいらしさも感じます。
これは、キアヌ・リーブス自身の魅力から出ているものかもしれません。
何度も言いますが、とにかくこの映画は細かいことは気にしないで、アクションを楽しむ映画です。
アクションは、まさに百聞は一見に如かずですので、
言いたいことは、
「ジョン・ウィック」オススメです!
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