「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」は、マーベルコミックの中ではそこまでの人気や知名度はなかったそうですが、映画化で人気が爆発しました。
マーベル・シネマティック・ユニバース、いわゆるMCUの作品のひとつでもあります。
広大で気の遠くなるマーベルの世界が宇宙を舞台にして、より広がりを見せてくれる作品です。
目次
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのあらすじ・概要
公開 | 2014年 |
---|---|
監督 | ジェームズ・ガン |
主演 | クリス・プラット |
TOMATOMETER | 91% |
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーというチームが結成されるいきさつが描かれています。
ヒーローとは言えないようなメンツが、結果的に平和のために戦うことになり、銀河の危機を救う働きをします。
そのことから、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーというチームが誕生します。
この戦いは、アベンジャーズや今後のサノスとの戦いに大きな影響を与えるインフィニティ・ストーンを巡る戦いでもあります。
宇宙が舞台であり、マーベル世界のスター・ウォーズとも言える作品で、様々な生物や個性的なキャラクターが登場し、マーベル世界の大きさや今後の広がりをより感じることが出来る映画になっています。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー MovieNEX(期間限定) [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]
アウトローなリーダー:ピーター・クイル
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの主人公は、ピーター・クイル(クリス・プラット)でしょう。
いやはや、いい仕事しています。
もうハン・ソロ以来のスペース・アウトローのカッコ良さですよ(笑)。
チーム内で唯一の人間であり、幼少期にUFOに攫われて宇宙に行くというハードな人生を送って宇宙で暮らしています。
ですが、女好きで冗談好きなユーモアを持っており、音楽はポップスやロックなどのオールディーズが好みのナイスガイです。
また、危機的状況でも諦めずに行動がとれるアウトローながらヒーロー要素満載のキャラクターです。
そんなアウトローを、クリス・プラットが愛すべきキャラクターとして演じていて最高です。
スター・ロードとしての顔も持つ
ピーター・クイルは幼少期に母親を亡くした直後に、宇宙で活動するアウトロー集団のラヴェジャーズに連れ去られてしまいます。
何て日だ!ってぐらいハードな日ですね(笑)。
母親を亡くしたと思ったら、宇宙に誘拐ですからね。
誘拐されてからは、ラヴェジャーズの一員として活動しつつ、アウトローのスター・ロードとして名を馳せて行きます。
いやいや、あんな小さい子供で特にショックが大きい日に連れ去られてから、こんな陽気で素敵なナイスガイに成長したって考えるだけで泣けますね(笑)。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバー
ピーター・クイルが率いるガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのチームメンバーも個性的です。
元々、それぞれがヒーロー活動をしていたわけでもヒーローでもなかったって言うのが異色のヒーローチームと言われる所以でしょう。
クイル以外のメンバーは、
- ロケット
- グルート
- ガモーラ
- ドラックス
になり、何の因果か運命の導きかわかりませんが、チームになって絆を深めていきます。
最強のアライグマ:ロケット・ラクーン
可愛い見た目と裏腹の最強のアライグマであるロケット・ラクーン(ブラッドリー・クーパー)は凄腕の狙撃手です。
遺伝子を改造されたアライグマで、グルートとコンビを組んで賞金稼ぎをしています。
銃火器の扱いや操縦の他に、脱出術や計画を立てる策略面にも優れています。
アライグマだって侮れないほど有能ですね(笑)。
感情豊かな樹木型生物:グルート
豊かな表情や動作で感情を表現し言葉は基本「I AM GROOT」しか喋れないグルート(ヴィン・ディーゼル)は、木のヒューマノイドです。
自身の体を自由自在に変化させたり、耐久性や攻撃力にも優れています。
敵への容赦ない攻撃が個人的に好きです(笑)。
相棒のロケットとは意思の疎通も出来ており、絆も深いです。
サノスの養女で暗殺者:ガモーラ
ガモーラ( ゾーイ・サルダナ)は、サノスに両親を殺された過去を持ちますが、サノスの養女として鍛えられた暗殺者という複雑な立場です。
サノスの手下かと思いきや両親を殺された恨みを持ち続けており、裏切る機会をうかがっています。
サノスと過ごしているからこそ、サノスの考えがよくわかっており、ガモーラ自身は正義の心を持っているので、元が一番ヒーローに近い存在とも言えますね。
平和を守るためにインフィニティ・ストーンを巡る戦い参戦し、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーになります。
脳筋戦士:ドラックス・デストロイヤー
ドラックス(デイヴ・バウティスタ)は、サノスや今回の敵であるロナンからの直接的な被害を受けていて恨みを持っています。
家族を殺された恨みを晴らすため一緒に行動することになり、メンバー入りします。
脳筋戦士で愚直で短気な面もありますが、情に厚く仲間としては信頼できるキャラクターです。
ヴィランは狂信的クリー人:ロナン・ジ・アキューザー
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの前に立ちふさがるヴィランは、
狂信的クリー人のロナン・ジ・アキューザー(リー・ペイス)です。
ロナンはサノスと契約をしており、サノスにしてみればパシリみたいな扱いでした。
ですが、サノスにパシられていたことも若干ムカついていたし、サノスに渡すものがインフィニティ・ストーンだと知ってサノスとの契約を切り、自身がストーンの力で破壊活動や支配をしようと動き出します。
元々、残虐で卑劣な行為をしていたロナンがストーンの力を使い暴れることで銀河に危機が訪れてしまいます。
いぶし銀の強さと渋さ:ヨンドゥ・ウドンタ
クイルも所属するラヴェジャーズのリーダーのヨンドゥ・ウドンタ(マイケル・ルーカー)も絡んできます。
クイルに眼をかけており、親子のような感情をお互い持っていますが、クイルがインフィニティ・ストーンを持ち逃げしたので追っていました。
インフィニティ・ストーンが複雑に銀河の危機に絡んでいることを知り、
ヨンドゥ率いるラヴェジャーズもガーディアンズ・オブ・ギャラクシーやノバ帝国とロナンに対して共同戦線を張ります。
アウトローの親分という貫禄と渋さと確かな強さを持つキャラクターです。
ヨンドゥ強いな!ってのがテンション上がりますし、クイルとのお互いをわかってる感じもカッコいいです。
ヨンドゥいなかったら、けっこうヤバかったしね(笑)。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのネタバレ・感想
遂にMCUのシリーズが、宇宙にまで!といった感じです。
ストーリーとしては、インフィニティ・ストーンを巡る戦いが遂に直接的に来たなって感じですね。
今後、裏で糸を引いていただけのサノスが遂に腰を上げるか!っていうキッカケになる作品といえるでしょう。
他のマーベルのキャラクターに比べてそこまで、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーってチームを知らなかったんですが、映画観てファンになったって方も多いのではないでしょうか。
クイルのキャラクターというか、クリス・プラットの演技が最高ですよね。
で、音楽を巧みに使ってノリノリでずっと見れる。
実際、戦いの規模で言えば、MCUの中でも相当デカくてヤバいし、大勢死ぬし危険度マックスって感じなんですが、軽快に進んでいくので重くならない。
かと言って薄くなく安っぽくない!という見事さです。
ひとりのヒーローを描くという単独作ではなく、チームを描くということで難しい面もあったでしょうが、しっかりとそれぞれのキャラクターを描けていて、見せ場も個性もわかるので、観れば楽しい!って感じになると思います。
映画:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー、オススメ!
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーは最高傑作との呼び声も高く、MCU作品の中でも評価も高く、人気も高い作品です。
また、MCUシリーズの更なる発展性を感じさせる重要な作品です。
宇宙が舞台であり、SF作品との比較もされるでしょうが、普通にマーベル関係なくSFアドベンチャー映画として観ても良く出来てます。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーはアベンジャーズに合流していきますし、
2として、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」も公開されています。
監督は残念ながら変わってしまいますが、3も計画されていて今後にも期待できます。
そろそろ、インフィニティ・ウォーズに関しては終結する感じがありますが、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの今後の展開に期待しておきましょう。
とにかく百聞は一見に如かずですので、
言いたいことは、
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」、オススメです!
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー MovieNEX(期間限定) [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]