「ゾンビランド」は、いわゆるゾンビが発生して感染が広がり文明が崩壊してしまった世界を舞台にしたサバイバルを描いているゾンビ映画です。
アメリカというか地球全体にゾンビが広がり、ゾンビランド化してしまった世界を独自のルールに基づき生き延びている青年とゾンビハンター、詐欺師姉妹が出会い、
ゾンビランドを生き抜くゆるいコメディ満載のゾンビ映画です!
目次
映画:ゾンビランドのあらすじ・概要
公開 | 2009年 |
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監督 | ルーベン・フライシャー |
主演 | ジェシー・アイゼンバーグ |
TOMATOMETER | 90% |
謎のウイルスにより、ゾンビ化してしまう現象が発生し瞬く間に世界中に感染が広がりほぼ人類は絶滅し、文明も崩壊し荒廃した世界になってしまい文字通りゾンビランドという状態です。
冴えないオタク気味の青年はゾンビランドを生き抜くルールに沿って生き延び故郷を目指しています。
旅の途中で出会ったゾンビハンターの男と旅する姉妹と出会い、紆余曲折あり行動を共にすることにもなり、友情を深め合ったり、他人を避けていた青年自身も成長していきます。
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引きこもり気味のコロンバスがゾンビランドを生き抜く!
映画ゾンビランドの主人公、コロンバス(ジェシー・アイゼンバーグ)は、引きこもり気味に地味な暮らしをしていた平凡な大学生です。
どちらかというとオタク気味でさえない若者で、他人との接触を避けていました。
同じアパートに住む美女が助けを求めてきてラッキーエロかなとか思っていたら、その女性は感染してゾンビに。
これがゾンビとの戦いの幕開けで、ルールに沿ってマイペースかつ慎重に生き延びています。
他人を避けてるとかいう部分はありましたが、ゾンビランドになり人がいなくなってしまった今は人を恋しいという気持ちが芽生えています。
そんな人恋しさを抱えながら、コロンバスは両親の住むオハイオ州コロンバスへと向かう旅に出ます。
ゾンビランドを生き抜くために32のルールを実践!
コロンバスの「ゾンビの世界で生き残るための32のルール」は、
- 有酸素運動
- 二度撃ちして止めを刺せ
- トイレに用心
- シートベルトをしろ
- ゾンビを発見したらまず逃げろ
- フライパンでぶっ叩け
- 旅行は身軽であれ
- クソったれな相棒を見つけろ
- 家族・友人でも容赦しない
- 素早く振り向け
- 静かに行動すべし
- バウンティ・ペーパータオルは必需品
- 異性の誘惑には注意
- ショッピングモールは補給基地
- ボウリングの球をぶん投げろ
- 人の集まる場所は避けろ
- 英雄になるな
- 準備体操を怠るな
- 葬儀・埋葬の必要はない
- 人を見たらゾンビと思え
- ストリップクラブは避けろ
- 逃げ道を確保しろ
- 金品よりも食料確保
- 生き残るためには犯罪も
- 火の用心
- 肌の露出は最小限に
- 就寝前には安全確認
- 食事と風呂は短時間で
- 二人組で行動しろ
- 予備の武器を持て
- 後部座席を確認しろ
- 小さいことを楽しめ
地味に書き出すとルール多いな(笑)。
二度撃ちとトイレ、後部座席の確認はマジで大事!
ルールの紹介は演出が良くて、観ていて邪魔にならないし、二度撃ちとかはギャグにもなってて面白いです。
トゥインキー大好きのゾンビハンター・タラハシー!
コロンバスが旅を始めてすぐに、タラハシー(ウディ・ハレルソン)という男に出会います。
ゾンビ殺しが生きがいでしかも強い厳ついおっさんですが、トゥインキーというお菓子に目がないおっさんでもあります。
コロンバスとはタイプが違いますが、共に行動することになり友人になり、コロンバスとお互いに足りないところを補ういいコンビになっていきます。
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詐欺姉妹のウィチタとリトル・ロックと行動を共に
コロンバスとタラハシーが立ち寄ったスーパーでウィチタ(エマ・ストーン)とリトル・ロック(アビゲイル・ブレスリン)と出会います。
ふたりは姉妹で詐欺師。
ゾンビランドになる前から詐欺で生きていたほどです。
ウィチタとリトル・ロックはコロンバスたちを騙し、武器や車を盗んでしまいます。
ですが、ふたたびコロンバスたちは姉妹を発見し、行動を共にすることになります。
姉妹には、ゾンビがいないといわれている遊園地パシフィック・プレイランドを目指すという目的があります。
4人は旅を通じて友情が深まっていったが
パシフィック・プレイランドへの道中、4人は仲を深めていきます。
ハリウッドに立ち寄った際は、セレブの家で豪遊します。
セレブとは、ビル・マーレイでビル・マーレイ宅で休息をとります。
ビル・マーレイも本人役で出演し、べたべたなギャグでしたが嫌味なく演じていて見事です(笑)。
ビル・マーレイ宅でゆっくりしたある日、ウィチタとリトル・ロックは姿を消しふたりでパシフィック・プレイランドに向かってしまいます。
案の定、プレイランドはゾンビに溢れており危機的な状況です。
駆けつけたコロンバスとタラハシーがふたりを助けるためにゾンビとの戦いを繰り広げるのがクライマックスです。
映画:ゾンビランドのネタバレ・感想
ゾンビランド、なかなか良いです。
個人的に走るゾンビは嫌いですが、ゾンビランドのゾンビは走るけどそこまで嫌ではない(笑)。
荒廃した世界や廃墟の街の旅や探索は、ゾンビ映画の醍醐味として押さえていて楽しめますし、
メインキャラクターも変な葛藤とか余計な要素がなくてウザくなく楽しいです。
まぁ電力がどこから来てるのかとかは置いておきましょう(笑)。
けっこうゾンビの見た目は血がついてるだけの普通の人間って感じもしますが、コロンバスの隣人のゾンビが一番怖いぐらいだったので、ゾンビ映画というよりコメディ色のが強いので気軽に楽しめる映画です。
映画:ゾンビランド、安心して楽しめるゾンビ映画!
コメディゾンビ映画のゾンビランドは、安心して楽しめるゾンビ映画です。
安心とは退屈ということでなく、余計な演出や思わせぶりな演出がなく、無駄な部分がないからです。
シンプルにゾンビ世界で4人が出会い、仲を深めて旅をするという話でおさまっていて楽しいです。
キャラクター4人のバランスが良いというのもありますね。
変に感動とか恋愛を持ち込まなかったのが個人的には好きですし、タラハシーの無敵感もスッキリします。
とにかく百聞は一見に如かずですので、
言いたいことは、
「ゾンビランド」、オススメです!
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