「インクレディブル・ハルク」は、マーベル・シネマティック・ユニバースの2作目であり、唯一のハルク単独作となる映画です。
MCU版のハルク唯一の単独作ですが、バナー役がエドワード・ノートンであり、ある意味で貴重な作品となっています。
役者は違いますがアベンジャーズに繋がる作品のひとつとして必見です!
目次
映画:インクレディブル・ハルクのあらすじ・概要
公開 | 2008年 |
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監督 | ルイ・レテリエ |
主演 | エドワード・ノートン |
TOMATOMETER | 67% |
兵士強化の研究を進めている最中に自分への実験の失敗というか副作用として、
ハルクに変身してしまった科学者のブルース・バナーは、軍から追われる身となってしまい逃走の日々を送っていました。
変身しないためと軍に襲われないために逃避行を続けていましたが、身体を元に戻すためにも行動をしています。
そんな中で、居場所がばれて追われながらも身体を元に戻したいバナーと、バナーを追いハルクの血清から超人兵器を作り出した軍部との戦いが始まってしまいます。
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逃避行を続けるハルクことブルース・バナー
ブルース・バナー(エドワード・ノートン)は自分への実験での失敗でハルクと化してしまった際に、恋人のベティとその父親であり、軍に所属するロス将軍を負傷させてしまいます。
そのことが原因でハルクという存在が軍にもバレていますし、バナー自身も軍から追われている理由でもあります。
ブラジルの工場で働いてる際に、自分の血が混ざってしまったジュースが出荷されてそれを飲んでしまった老人のカスタマー(スタン・リー)を調べた結果、軍に居場所を知られてしまいます。
こうして、居場所がばれたバナーは軍に追われつつ、ハルクにならないようにしながら身体を治すためにアメリカを目指します。
心拍数の上昇や感情の高ぶりでハルクになる
実験の失敗で大量のガンマ線を浴びたことで、心拍数が200以上になったり感情が高まってしまうと、ハルクに変身してしまいます。
ですから、感情を抑えたり興奮しないように日頃から心掛けたり訓練をバナーはしています。
総合格闘家のヒクソン・グレイシーからも呼吸法を教わったりと試行錯誤しているようです。
また、恋人のベティとの性的な行為も興奮して心拍数が上がってしまう可能性があるために禁止です(笑)。
ハルクになるとやっぱりヤバい!
ご存知の通り、ハルクはやっぱりヤバいです!
バナーもハルクになると超大変で、コントロールも出来ずに変身後は全裸の状態で気を失ってしまっているという状態です。
しかも記憶も曖昧で、どこにいるかもわからないという恐ろしい状況。
ですが、パワーや持久力、耐久性などすべての身体能力は想像を絶するものであり、脅威となる存在ですが、バナーの時の理性はなく危険です。
美人かつ勇敢な恋人のベティ・ロス
エリザベス・“ベティ”・ロス(リヴ・タイラー)は、バナーの恋人でありロス将軍の娘です。
ベティも学者であり、ハルクの被害により重傷を負いましたが、バナーへの想いを持ち続けています。
父親のロス将軍に対しては、バナーを執拗に追い敵視しているため不和が生じています。
バナーとベティは行動を共にする
バナーと再会したベティは行動を共にします。
そして、一緒に逃避行をしながらバナーを治療できるという科学者のブルーの元へ一緒に行きます。
バナーがハルクになるという危険を知っていながら、父親に立ち向かったり、タクシー運転手の荒い運転に怒ったり、母親の形見であるネックレスを質に入れ資金を提供したりと全力でバナーを支えてくれます。
アボミネーションになったエミル・ブロンスキーがヴィラン
エミル・ブロンスキー(ティム・ロス)は、歴戦の戦士でありバナーを捕まえるためにロス将軍に招集された軍人の中でも最強といわれている存在です。
戦うことを好んでいますが、普通の人間であり衰えもあります。
ハルクと戦うために、ロス将軍に超人血清を打つことを勧められ超人になります。
ですが、ハルクに敗れ重傷を負ってしまいますが血清のおかげで一命をとりとめます。
そして、バナーの血液が培養されているのを発見し、それを自身に投与し、
ハルクのような怪物、アボミネーションになります。
ベティの父親のロス将軍の部下でもある
ロス将軍(ウィリアム・ハート)は、スーパーソルジャー計画を再開させた責任者であり、ある意味でハルクを生んだ要因を作った人物です。
ハルク化したバナーを追っており、実験失敗の隠蔽のためにもハルクを始末しようと考えています。
また、バナーの恋人ベティの父親という微妙な立場でもあります。
アボミネーションになるブロンスキーに超人血清を与えており、二人の怪物を生み出したことに関係しているという、事態をややこしくさせまくりのおじさんです(笑)。
ブロンスキーは、ハルク捕獲のためにロス将軍に招集され、血清を投与され、最終的にはアボミネーションになるという感じです。
アボミネーションはハルクより見た目からしてヤバい!
ブロンスキーが変身してなったアボミネーションは見た目からしてハルクより凶悪なクリーチャーです。
見た目はハルクより凶悪ですが、理性はブロンスキーのままの部分も多く、凶暴性と驚異的な身体能力もあり、ハルクと互角以上の怪物と化しました。
というか、見た目もデカさもハルクを凌駕してます!
壮絶な肉弾戦:ハルクVSアボミネーション
お察しの通り、ハルクとアボミネーションは戦うことになります。
というか、他のスーパーヒーローとか、どえらい怪物とか来ない限りハルクとの戦いって成立しないですからね(笑)。
どちらもフィジカルを活かした圧倒的な肉弾戦は見ものです。
この対決に来るまでの間は、どちらかというと逃げたりなどの地味な感じが続くので、
アボミネーションとハルクの直接対決が一番の見所でしょう!
エンドロール後にトニー・スターク登場!
ロス将軍は、ハルクとアボミネーションの一件で計画が頓挫してしまい、わかりやすくバーで飲んだくれて落ち込んでいました。
そこに、現れたのはアイアンマンことトニー・スターク。
極秘裏にチームを編成する計画があるということを伝え、アベンジャーズ計画へと繋がっていくことが示唆されています。
映画:インクレディブル・ハルクのネタバレ・感想
映画のインクレディブル・ハルクは、ハルクになってまだハルクとして活動をしている前、存在が知られる前を描いているので、
変身しないようにするとか、そういう部分にフォーカスされています。
ですから、若干怠い部分はあります(笑)。
逃げたり我慢しても、もうわかったよって感じで、どうせでも変身して暴れんだろ?ってのはやはり否めないですが、1作目ですし仕方ない部分ではあります。
後にラファロにハルクは変わってしまうのですが、ノートン版のハルクは少しイケメンな感じがしますね(笑)。
マーベル・シネマティック・ユニバースのためには必要な作品であると思いますし、ハルクの映画としてはよく出来ていると思います。
内容やストーリーがどうのこうのというより、こういう感じでハルクの最初は描くしかないかなって感じもあります。
まぁ戦闘シーンになるまで我慢して、最終的には、ハルクの暴れっぷりでスッキリできるからいいかな!
映画:インクレディブル・ハルク、観てみてね!
個人的にエドワード・ノートン好きなんですけど、
マーク・ラファロに変更して正解な気がします(笑)。
ノートンが悪いというより、ラファロがハルクにハマり過ぎてる感じがします。
でも、インクレディブル・ハルクはエドワード・ノートンが、よくやっています。
なんか別の役でMCUにノートン出てほしかったなぁと思います。
結局、インクレディブル・ハルク観て凄いなって思ったのは、パンツの耐久性ですね(笑)。
なんか市場で買ったみたいなパンツが一番活躍したんじゃないか?(笑)。
今となっては貴重なエドワード・ノートン主演のインクレディブル・ハルク、
とにかく百聞は一見に如かずですので、
言いたいことは、
パンツの耐久性スゴイ!
ということと、
「インクレディブル・ハルク」、観てみてね!
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