「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」は、アイアンマンの監督でお馴染みで役者もこなす、ジョン・ファヴローが自分が撮りたい作品を好きに撮ったという映画です。
タイトルからそのままみたいなストーリーですが、マーベル映画ファンなら嬉しいメンツもたくさん出ています。
料理も美味しそうだし、コミカルでストレスなく楽しめる映画です。
目次
シェフ 三ツ星フードトラック始めましたのあらすじ・概要
公開 | 2014年 |
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監督 | ジョン・ファヴロー |
主演 | ジョン・ファヴロー |
TOMATOMETER | 87% |
少々短気ではあるが腕の良いシェフが、高級レストランで腕を奮ってます。
ですが、オーナーとの意見の相違や対立が料理を巡り起きてしまいます。
有名な評論家が来店した際に、自分が思うような料理で勝負したかったのですが、オーナーは良しとせず無難な料理を出せという指示に従います。
結果的に、評論家に酷評されてシェフは深く傷つき怒ります。
再度、来いと評論家に言って本来自分がやりたいようにやろうとしますが、オーナーに直前にバレてクビになってしまいます。
評論家には依然と同じ料理が出され、呆れはてているところに、ブチ切れしたシェフが怒鳴り込みSNSを通じて話題になってしまい、自分の再就職も難しくなります。
そして、シェフはフードトラックを始めることを決意して家族や友人との交流を深めて、自分自身を見つめ直していくという話です。
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料理の腕は一流のシェフ:カール・キャスパー
腕は一流ですが、トラブルを起こし自身も大人気がないシェフのカール・キャスパー(ジョン・ファヴロー)は、店をクビになって再就職も叶わず途方に暮れています。
しかも、Twitterで炎上騒動を起こしてしまい完全に色物扱いです。
元々腕一本でのし上がってきたプライドがあり、オーナー(ダスティン・ホフマン)の指示で実力を発揮できない状況な上、評論家(オリヴァー・プラット)の完膚なきまでに酷評されてしまい怒り狂った結果がクビです。
ですが、同時に自分が思う通りの料理をしたいという感情も持っています。
料理に対しては、すごい真面目なのです。
元妻の勧めでフードトラックを始める意思を固め、店に勤めていた際には交流を上手く出来ていなかった息子とも絆を深めながら、自分が思う料理を作っていきます。
スーパー美味そうなキューバサンドイッチを移動販売!
ちょうどカールは仕事をクビになり暇ですし、息子も夏休みになっているということで、元妻のイネズ(ソフィア・ベルガラ)の提案で3人でイネズの故郷のマイアミに行くことになります。
そこで、カールはキューバサンドイッチの美味しさに感動しフードトラックでの移動販売を考えます。
イネズの元旦那であるマーヴィン(ロバート・ダウニー・Jr)がトラックを用意してくれて、カールはフードトラックを始めることにします。
ここにタイトル通り、シェフ 三ツ星フードトラック始めましたが始まることになります。
シェフ 三ツ星フードトラック始めました、フル稼働!
トラックを譲り受けたものは良いですけど、ボロボロですし、掃除をしたり装備や設備を整えなくてはなりません。
息子のパーシー(エムジェイ・アンソニー)も手伝いますが、思うようにいかないし、掃除ばっかで息子も飽きてしまいます。
調理台を載せるのに親子が手間取っている時に、カールの相棒を長年務めていたマーティン(ジョン・レグイザモ)が出世した仕事を辞めてまで、駆けつけます。
マーティンとカールは親友でもあり、セカンドシェフをやるという約束を守って駆けつけてくれました。
マーティンが来るシーンはベタなシーンですが、よっ待ってました!的な大好きなシーンですね(笑)。
カールとマーティンとパーシーの3人でフードトラックは、キューバサンドイッチを売り歩きながら、マイアミからロサンゼルスまで旅をします!
マーティンとパーシーも大活躍!
カールの腕はいいんで、作ったキューバサンドイッチの味は間違いないんですが、売るためにはお客を集めないといけません。
マーティンは下ごしらえやサポートだけでなく、呼び込みなども上手く客を呼び込みますし、トラックが目立つように塗装や看板の用意などもしてくれました。
また、息子のパーシーも現代っ子ならではなのか、TwitterなどのSNSを巧みに利用して集客をしまくっています。
マーティンとパーシーがいなければ、いくら美味しくてもフードトラックは成功しなかったのでは?
と思っちゃうほどの、二人とも大活躍です!
カールの料理人としての姿が家族の絆を深める
まぁまず離婚しているという部分がありますが、オーナーと喧嘩してクビになり、評論家にブチ切れてネットを炎上させ、と良いとこなしのカール。
ですが、本来の料理人としての姿やプロフェッショナルとしての振る舞いを通じて息子との絆を深めていきます。
また、イネズがスーパーやり手でしっかりしてるという部分もありますが、イネズも見直していきます。
関係ないけど、イネズはスーパーセクシーです(笑)。
料理人としての姿が、父親を演じているような状態より、父親らしくパーシーもそんな姿や旅を通じた色々な経験で尊敬していくようになります。
シェフ 三ツ星フードトラック始めましたのネタバレ・感想
もうシェフ 三ツ星フードトラック始めましたというタイトルがネタバレみたいな気もしますが(笑)。
簡単に言えば、どん底に落ちた高級レストランのシェフが、フードトラックというステータスは低いけど、屋台で成功して復活していくという話で、失ったものや家族との絆をフードトラックを通じて獲得していくという感じです。
でもね、そんな臭い話じゃなくて、コミカルでポップ。
普通にフードトラックを通した、ロードムービーとして楽しめます。
まぁあとは、とにかく料理が全部美味そうで、飯テロですよ。
出てくるメニューを実際に食べながら、観賞したいぐらいです(笑)。
こうなったらいいなって感じが嫌味なく進んでいくので、楽しい気分のままずっと観ていられますし、パーシーとカールの関係にはグッときて感動も出来ました。
1秒動画の旅の思い出とか、良かったですね。
あんまよくわからないけど、SNSも悪くないかもって思いました(笑)。
シェフ 三ツ星フードトラック始めました、オススメです!
アイアンマン好きな人は、おっと思うキャストでもありますし、ストーリーは単純ですが楽しい雰囲気でストレスなく観れる良い映画です。
ジョン・ファヴローが好きにやったという感じですが、こだわったと言ったほうが良いかもしれませんね。
フードトラックを始めだしてからと旅をしている間のスピード感はとても良いですね。
前半のブチ切れに耐えた後は、フードトラックで爽快な気分を味わえます(笑)。
お腹を減らしてみると余計に(笑)。
料理美味しそうだし、笑えるし感動も出来るし、地味に豪華だし、と良い部分が多いです!
とにかく、百聞は一見に如かずですので、
言いたいことは、
「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」、オススメです!
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