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【マグニフィセント・セブン】個性的なキャラクターが揃った「荒野の七人」のリメイク!

マグニフィセント・セブン

黒澤明監督の歴史的名作「七人の侍」を基に制作された「荒野の七人」のリメイクであるのが、「マグニフィセント・セブン」です。

多様な時代に対応したのか、それともスポンサーの影響や各国へのマーケティング戦略もあったのかはわかりませんが、非常に個性的でバラエティに富んだ七人を集めています。

各人のキャラクターがより際立っているので、楽しくドンパチを観られる映画です。

映画:マグニフィセント・セブンのあらすじ・概要

公開2016年
監督アントワーン・フークア
主演デンゼル・ワシントン
TOMATOMETER63%

マグニフィセント・セブンは、「トレーニングデイ」の監督である、アントワーン・フークアと主演のデンゼル・ワシントンが再びタッグを組み、荒野の七人のリメイク版となりました。

しかも、イーサン・ホークも参戦しています。

基本的なプロットは、七人の侍と同様です。

簡単に言えば、七人の侍では野武士に襲われている農民を助ける戦いでした。

荒野の七人では、盗賊との戦い。

マグニフィセント・セブンでは、悪徳で残虐な実業家に土地や財産を奪われ、命をも危険に晒されている町の住人たちを助けると言う名目での戦いになります。


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映画:マグニフィセント・セブンのメンバーたち

マグニフィセント・セブンのリーダーのサム・チザム記事内の画像は全て「Rotten Tomatoes」から引用

切迫した町の住人が、対抗するために腕利きを集めるための旅に出ます。

そこで、出会った男のサム・チザム(デンゼル・ワシントン)を介して、個性的な仲間を集めていきます。

分かり切ってはいますが、キャラの紹介も兼ねながらの仲間を集めていくという段取りは、テンションが上がりますよね。

サム・チザムは、腕も立ち、比較的穏便で顔も効くのでサム・チザムと出会ったことで、マグニフィセント・セブンとなるメンバー集めが始まっていきます。

凄腕の賞金稼ぎ:サム・チザム

サム・チザムは黒人ガンマンです。

7つの州の委任執行官を務めており、犯罪者や指名手配犯を追う賞金稼ぎとしての顔も持っています。

南北戦争では、北軍に属し銃の腕だけではなく、戦略や指揮などにも長けているリーダー的存在です。

最初に声を掛けられ、参加を決めた人物ですが、街を苦しめている人物が自分にとっても仇敵であることが理由でしたが、それは隠しています。

メンバーや町の人々からの信頼も厚く、腕も立つ人物です。

さすらいのギャンブラー:ジョシュ・ファラデー

ファラデー(クリス・プラット)は、ギャンブラーと言いますか、ギャンブル好きって感じでしょうか。

あとは、酒と女好き。

ですが、二丁拳銃の使い手で腕利きです。

ギャンブルの負けで手放した愛馬をサム・チザムに肩代わりしてもらったことで、参加することになります。

人を食ったような態度や漲る自信、駆け引きの上手さや確かな腕で敵を翻弄して活躍します。

死の天使と呼ばれる狙撃手:グッドナイト・ロビショー

グッドナイト・ロビショー(イーサン・ホーク)は、凄腕の狙撃手です。

南北戦争では、南軍に属し23人を狙撃した伝説級の人物であり、死の天使の異名を持っています。

サム・チザムとは南北戦争で知り合っており、敵同士ではありましたが友人であり旧知の仲です。

ですが、戦争や多くの死を経験したことでPTSDになっており、苦しみを抱えています。

謎のナイフ使いの東洋人:ビリー・ロックス

謎の東洋人でナイフの使い手であるビリー・ロックス(イ・ビョンホン)は、グッドナイト・ロビショーの相棒です。

ビリーは、グッドナイトに腕を見込まれてコンビを組んで金を稼いでいます。

ナイフの使い手でもありますし、銃の腕も高いです。

グッドナイトのことを気遣っているのと同時に信頼もしており、グッドナイトが行くと決めたのでビリーも自然に参加することになります。

賞金首の陽気なメキシカン:バスケス

バスケス(マヌエル・ガルシア=ルルフォ)は、賞金がかけられているガンマンです。

ですが、悪人と言うような模写はあまりなく、人情味があるキャラクターです。

飛び抜けた印象はないですが、銃の腕は高く、戦闘能力も経験値も高い人物です。

サム・チザムに参加を持ちかけられた際に、サム・チザムから参加したら、追わないでおいてやると言われて参加します。

それだけのやり取りで、チザムの強さを見抜いたのか、バスケス自身の実力の高さも窺わせるようでした。

300人殺しの伝説クマおじさん:ジャック・ホーン

ジャック・ホーン(ヴィンセント・ドノフリオ)は、インディアンのクロウ族を300人殺した伝説の持ち主です。

大柄で怪力、高い耐久性の持ち主で、恐れられている人物です。

性格的には、聖書を引用したり、けっこう穏和な感じです。

熊のような可愛らしい感じもありますが、戦闘能力だけで言えば一番でしょう。

だからこそ、恐ろしい!

弓の名手のネイティブ・アメリカン:レッド・ハーベスト

レッド・ハーベスト(マーティン・センズメアー)は、コマンチ族のネイティブ・アメリカンです。

弓矢も銃、ナイフやトマホークも使いこなす有能な若い戦士です。

戦いに参加する理由は、偶然出会ったからと、啓示があったからみたいな感じです。

言葉数は少ないですが、英語も理解しているようです。

ネイティブ・アメリカンとして培ったものを活かして戦い、活躍します。

諸悪の根源:バーソロミュー・ボーグ

バーソロミュー・ボーグ記事内の画像は「IMDb」から引用

バーソロミュー・ボーグ(ピーター・サースガード)が、ローズ・クリークという町を苦しめている張本人です。

そして、サム・チザムの仇でもあります。

資本家や実業家という肩書ですが、略奪男爵の異名を持つほどの強引かつ残虐な手法を用いています。

軍団とも言える戦闘員を有しており、金と権力、暴力の力でのし上がっています。

ローズ・クリークの住民と7人の用心棒は、ボーグが率いる軍勢と戦うことになります。

映画:マグニフィセント・セブンのネタバレ・感想

銃を撃つサム・チザム記事内の画像は全て「Rotten Tomatoes」から引用

ネタバレも何もリメイクなんで話は、七人の侍と荒野の七人と変わりがないといえば変わりがないです。

過去作を観たことがなくても、楽しく観れると思います。

簡潔に言えば、権力者に苦しめられている弱者が立ち向かうために、アウトローに助けを求めるという話です。

マグニフィセント・セブンのメンバーも助けたいからというのが、第一の理由じゃなく戦いを求めていたりする部分があるのも共通しています。

メンバーからも、お約束と言いますか死人も出ますしね。

ストーリーよりは、各キャラクターの個性や銃撃戦などの戦闘シーンを楽しく観る映画でしょう。

個人的には、グッドナイト・ロビショーが好きですし、イーサン・ホークの渋さやニヤッと笑う感じが良いです。

もちろん、7人とも見せ場はありますし、バスケスとファラデーの掛け合いも面白いし、カッコいいシーンも多くあります。

映画:マグニフィセント・セブン、オススメです!

サム・チザムとジョシュ・ファラデー記事内の画像は全て「Rotten Tomatoes」から引用

マグニフィセント・セブンは荒野の七人のリメイクですが、ストーリーが大筋同じというだけで別物、新しい映画です。

キャラクターの個性は増していますし、銃撃戦やアクションシーンも楽しく観れるレベルになっています。

何も考えずに、ドンパチ観たいっていうテンションで楽しむのも全然アリな作品だと思います。

お気に入りのキャラクターが誰か持つことが出来たら、細かい部分を無視して楽しめるでしょう。

マグニフィセント・セブンをキッカケに、荒野の七人や七人の侍を観てみるのも良いと思います。

とにかく百聞は一見に如かずですので、

言いたいことは、

「マグニフィセント・セブン」、オススメです!


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