映画に限らず、作品の好き嫌い、面白い、つまらないなどの、
賛否は生まれてしまいます。
映画の感想も、作品がまだ話題になるだけマシみたいな部分もありますが、
中には、否定的な意見に対して気分を害したり、攻撃的になったり、
などの、トラブルみたいなことも生まれています。
映画の感想を語る際の心構えについて考えていきましょう!
目次
映画の感想だけでもある意味エンターテイメント
映画は観て終わりではなく、
観終わった後にあーでもない、こーでもない、と語るという楽しみもあると思います。
ライムスター宇多丸師匠の映画批評などは、
観ていなくても面白そうと感じたり、評価が悪い作品も、
逆にどんなんやねん!みたいな気持ちになり興味を持ったりします。
また、ブログやSNSでの映画の感想も同じようなとこがありますよね。
何が言いたいかというと、前提として、
映画のいろいろな感想が飛び交うことは普通だし、
映画感想自体に、エンターテイメントとしての魅力もありまっせ!ということです。
様々な映画の感想に対してどう向き合うべきか
ネットは罵詈雑言のオンパレードという面もありますよね。
面と向かってなら、そこまで言わない人もけっこうエグイことを言ったりもしています。
まぁネットの匿名性とか、誹謗中傷問題は置いておいて、
忌憚ない意見も映画の感想のような話題であればしてもいいでしょう。
ですが、ファンや好きな人の人格を否定するような物言いは良くないですよね。
でも、そのような方々もネット上には存在しているということは覚えておきましょう。
逆に、自分が映画の感想を発信し、個人間やファン同士の罵り合いになるようなことは、
避けたほうがいいでしょう。
荒れている方面や自分の気分を害する発言には向かって行かないようにする。
というのも、大事ではないでしょうか。
いろいろな意見を交えるのは重要なことですが、
自分が嫌な気持ちになるものに飛びつく必要もないですし、
嫌だったと言うのはいいですが、それらを発信している人間に突っかかってまで、
自分が嫌な思いをしたぞ!
なんでそういうことを言うのだ!
と向かって行く必要もないと思いますね。
思考停止の信者化した映画の感想は意味がない
では、嫌な気分にならない感想を避けまくり、
ファンを斜め上に通り越した信者化した感想ばかりに触れるのも微妙です。
信者化した人間同士やその内輪だけで語っているなら良いですが、
信者化した人間は面倒な部分もあります。
少しでも否定的な意見や意見が合わないと信者は敵視してくる時もあるからです。
例えば、すごい好きな監督がいたとして、
でも、この作品はどう考えても微妙だねという発言をしたとしたら、
その監督の信者化している人間は牙をむいてくるということもあります。
これはもう付き合っていくという面でも面倒です。
だから、フラットで冷静に語りあえる相手のが良いなというのが個人的な考えです。
もちろん、お互いに気に入っている作品であれば信者顔負けぐらいに褒め合いもしますしね!
好きな映画を嫌いと言われても気にしない
自分が好きな映画を嫌っていたり、つまらないと感じる人は必ずいます。
どんな作品でも面白い!と感じる人の方が少ないでしょうしね。
自分自身に置き換えてみても、人気作、ヒット作、評価されている、
映画を観た時に必ずしも同じように思えない時もあるからです。
まぁ議論や言い合いになる場合も否定はしませんが、喧嘩まで行くとアホらしいです。
好きなものを否定されて良い気はしませんが、気にしても仕方ない。
ましてや、突っかかっていっても一文の得もないから放っておけという感じです。
映画の感想、好き嫌いや賛否が飛び交うのは健全!
映画感想の心構えとして、
- 基本は気が合う人同士で
- 社会的常識内で
- 信者化した人間に注意
- 否定的な意見もあって当たり前
- 嫌なものには突っかからない
この5つぐらいが、僕としてはポイントかなと思います。
映画の好みや感想も、時が経てば変わる時もありますし、
その日や気分や体調にも左右される面がありますしね。
特にSNSの発達で誰とでも語り合える半面、気分を害する意見も目にすることでしょう。
また、自分の発信も意図せずに誰かを不快にさせているかもしれません。
そのことで絡まれるのも面倒ですし、逆の立場で絡みに行くのも面倒です。
ですが、映画の感想で、好き嫌いや賛否が飛び交うのは健全だと思います!
特に映画が一番、賛否などの良し悪しを語られる面が大きい身近なメディアな気もします。
まあ感想も大事ですが、まずは自分が気に入った作品を見つけて楽しむってことが、
周りを巻き込まずに済むんで、大事かなって思いますけどね(笑)。
映画の感想はエンターテインメント性もあると言いました。
だから、なるべく人を不快にさせない配慮は必要だと思いますが、
良し悪しを語るのがメインな部分もありますので、否定的な意見を聞けば好きな人は多少嫌かもしれません。
その時は、そういう人もいるかとか、そういう感想もあるんだぐらいの、
懐の深さを持って楽しめればより良いですね!