「ヴュー・アスキューニバース」とは、ケヴィン・スミス監督が制作する映画に共通する世界観・世界線のことです。
ヴュー・アスキューニバースに含まれる作品は、同じ世界で起きている物語ということです。
すべての作品が日本で観れるわけではありませんが、観ることができやすい5作品をまとめて紹介します!
目次
1作目:「クラークス」ケヴィン・スミスのデビュー作
ヴュー・アスキューニバースの始まりとなったのが、ケヴィン・スミスのデビュー作でもある名作映画、「クラークス
クラークスは自主製作のインディーズ映画でしたがカルト的な人気を誇る映画です。
また、ヴュー・アスキューニバースの始まりを告げる作品でもあり、お馴染みとなるキャラクターが数多く登場します。
不運なコンビニ店員の1日を描いたコメディ映画ですが、哲学的な要素もあり何度観ても楽しめます。
ケヴィン・スミスの作品としても最初に観ておくことがオススメです!
2作目:「モール・ラッツ」モールが舞台のコメディ映画
2作目は、彼女にフラれたボンクラの男二人がモールに遊びに行き、彼女を取り戻すために奮闘する様を描いたコメディ映画の、
「モール・ラッツ
クラークスからは、ジェイ&サイレント・ボブが引き続き登場しており、
ヴュー・アスキューニバースという世界の存在を感じることが初めてできる作品です。
個人的には、ケヴィン・スミス作品で一番のお気に入りです!
3作目:「チェイシング・エイミー」変化球な恋愛映画
3作目は、なんとベン・アフレックを主演に迎えた変化球過ぎる恋愛映画の、
「チェイシング・エイミー
作中で、クラークスやモール・ラッツについての登場人物やエピソードへの言及もあり、ヴュー・アスキューニバースの世界線であるということを感じさせてくれます。
クラークスとモール・ラッツに続き、ジェイ&サイレント・ボブが劇中に登場し、珍しくサイレント・ボブがよく喋るというシーンもあります!
4作目:「ドグマ」キリスト教が題材の不思議な映画
4作目は、キリストの末裔が天国帰還を目論む堕天使と戦うという不思議な映画の、
「ドグマ
堕天使は、ベン・アフレックとマット・デイモンという豪華な二人が演じています。
もの凄いぶっ飛んだ展開と内容や設定ですが、ヴュー・アスキューニバースの世界線上の話であり、キリストの末裔を助ける預言者として、
ジェイ&サイレント・ボブが引き続き登場しています!
5作目:「ジェイ&サイレント ボブ 帝国への逆襲」でお祭り
5作目は、1作目から前作までを巻き込んだ壮大なスピンオフである、
「ジェイ&サイレント ボブ 帝国への逆襲
一応、ヴュー・アスキューニバースの一区切りとも言える作品です。
これまでの作品に出ていたキャラクターが多く出ていますし、ヴュー・アスキューニバースの皆勤賞であった、
ジェイ&サイレント・ボブが主役になったお祭り映画です!
クラークス2やアニメなども含まれるが日本版がない
日本では劇場未公開かつソフト化も現時点ではされていないクラークスの続編である、
「クラークス2」がヴュー・アスキューニバースの6作目になります。
また、アニメ版のクラークスやジェイ&サイレント・ボブが主役のアニメなどもヴュー・アスキューニバースに含まれているらしいです。
ですが、どれも日本では容易に観ることが出来ませんし、ソフト化もされていないというのが現状です。
ソフト化希望!
クラークス3でケヴィン・スミスは監督引退予定!
ケヴィンスミス自身が、「クラークス3」を制作したら監督業からの引退するということを、けっこう前から発表しています。
覆ることはあるかもしれませんが、ある意味でクラークス3がヴュー・アスキューニバースのラストになるという可能性もあります。
クラークス2すらソフト化も劇場公開もされていない日本でクラークス3を観ることが出来るのか!
クラークスを3部作セットで売ろうとしてるのか!
どうなるかはわかりませんが、クラークス3でケヴィン・スミスが監督を引退しヴュー・アスキューニバースも幕を閉じるという可能性が高いことは確かです。
ヴュー・アスキューニバースの映画たち、オススメです!
同じ世界観というだけで、各作品に大きな繋がりがあるわけではありませんが、
ヴュー・アスキューニバースの映画を観てみてください。
ヴュー・アスキューニバース以外のケヴィン・スミス監督の作品もありますが、
ケヴィン・スミスでオススメは?
と、聞かれたらヴュー・アスキューニバースの中から選んでしまいます(笑)。
紹介したケヴィン・スミスの5つの作品
日本でも比較的に観ることができる映画になりますので、どれかひとつでもお気に入りが出来れば幸いです。
とにかく百聞は一見に如かずですので、
言いたいことは、
ケヴィン・スミス最高!
ということと、
「ヴュー・アスキューニバース」、オススメです!