MCUでのドラマは高評価らしいですが、MCU以前に「デアデビル」は映画化されています。
MCUの成功によって、マーベル・ヒーローの人気が高まっていますが、MCU以前のちょっと微妙なマーベル映画も愛らしいものです。
後にバットマンにもなる、ベン・アフレック版のデアデビルも忘れてはいけません。
目次
映画:デアデビルのあらすじ・概要
公開 | 2003年 |
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監督 | マーク・スティーヴン・ジョンソン |
主演 | ベン・アフレック |
TOMATOMETER | 44% |
デアデビルというヒーローは、盲目であるが故に視力以外の感覚が超人レベルになっているという特徴があります。
また、空間を把握するレーダーセンス、反射神経やバランス感覚も常人離れしています。
あとは、格闘術などは鍛錬をして身に着けているというヒーローです。
目が見えない部分を、他の超感覚で補っており、常人離れはしていますが、人間でありマーベルヒーローで多く見られるような突出した科学力や超人的な力や超自然的な力を持っているわけではないというとこが特徴ですね。
基本的には、犯罪者を倒すクライムファイターという立ち位置で、他のマーベルヒーローに比べると、やや現実的な存在です。
ですが、視力がなくても空間や物体を把握できたり、身体能力的には超人レベルと言ってもいいでしょう。
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昼は弁護士、夜はヒーローのデアデビル
マット・マードック(ベン・アフレック)は、普段は弁護士として法廷で悪と戦っています。
夜になると法では裁き切れなかった悪を倒す、デアデビルとして活動しています。
マットは、子供のころは父親のジャック・マードックと二人で暮らしており、お互いに愛情を持ち尊敬していました。
ジャックは、かつては名ボクサーでしたが、全盛期を過ぎ現役を退いてからは街のギャングの下働きのような状態になっています。
マットはそのことを知らなかったのですが、チンピラ仕事をしている父親を見てショックを受けて飛び出します。
その際に事故に合い、廃棄物を目に浴びてしまい、盲目になってしまいますが、変わりに視力以外の感覚が発達していることに気がつき、トレーニングを行います。
事故後は、父親もボクサーとしてのトレーニングを再開し親子の絆はより深まります。
ですが、復帰後に八百長試合を断った父親は報復に殺されてしまい、その現場に居合わせたマットが将来、デアデビルになるキッカケになりました。
ヴィランはキングピンとブルズアイ!
デアデビルが戦うメインのヴィランは、裏社会を牛耳るキングピン(マイケル・クラーク・ダンカン)。
また、キングピンに雇われた投げナイフの名手ブルズアイ(コリン・ファレル)です。
いやぁ、配役は豪華ですよね(笑)。
キングピンは、マットにとっては父親の仇でもあります。
ブルズアイは、単純に殺人狂的な感じで描かれており、デアデビルが自分が投げたナイフをよけたことから執着して追ってきています。
恋人のエレクトラが複雑に絡む
マットは、友人のフランクリン(ジョン・ファヴロー)とダイナーにいる際に、入店してきたエレクトラ(ジェニファー・ガーナー)に、一目惚れしてしまいます。
まぁ、目は見えないんですけどね(笑)。
他の感覚を駆使して、美女と見抜いて、近づこうとします。
お近づきになりたいマットでしたが、エレクトラのガードは固く、しかもマーシャルアーツも戦士級で、成り行きで手合わせをします。
ここのシーンが、安っぽいマトリックスみたいで、ちょっと面白い。
中々やるなとお互いに打ち解けて、順調に近づき恋人同士になります。
ですが、エレクトラの父親のニコラス・ナチオスはキングピンの命令を受けたブルズアイに命を狙われており、エレクトラを守るためにデアデビルも駆けつけます。
その際に、デアデビルはブルズアイと戦いますが、デアデビルが落とした武器をブルズアイが利用してニコラスを殺します。
エレクトラは、デアデビルが父親を殺したものだと勘違いをして、復讐を誓い、マットの元からも離れて行きます。
ここらへん複雑というか面倒で怠い感じしますよね(笑)。
映画:デアデビルのネタバレ・感想
映画版のデアデビルは、少々残念な作品というか失敗という感じと言われていますよね。
確かに、観てると熱狂するような感じはないし、スッキリもしない。
マーベル映画ってよりDC映画っぽい陰気臭さの方が感じる気がします。
でも、ヘルズキッチンという治安が悪い街が舞台だから致し方ないのかもしれない。
少年マットのトレーニングなどの模写はポップな感じもあり、良い部分もあります。
単純にデアデビルがちょいと地味ということもありますし、騒音で苦しむところとかもカッコよくはないし、協力者の神父も台詞で言ってましたが、コスチュームがダサいという部分も影響しているかもしれませんね(笑)。
ブルズアイ、エレクトラ、デアデビルと三つ巴な感じになるのかと思いきやエレクトラもデアデビルの正体がマットとわかった瞬間に誤解も解消されてしまい、なんかこんなにすぐに解消されるんかいって感じもする。
デアデビルにケガを負わせだエレクトラは、やってきたブルズアイが本当の父の仇だと知って戦うけど、あっけなくヤラれてしまう。
ブルズアイやるなって感じもあるけど、そんなにブルズアイが強いキャラって感じもしなく、デアデビルとエレクトラが弱いんじゃない?って思っちゃう感じもある。
デアデビルはケガを負いながら、ブルズアイと戦い倒し、父の仇を討つべくキングピンに会いに行き戦うけど、あんまスッキリしない最後。
あんまり悪だからと殺しまくっちゃうとパニッシャーになっちゃうからってのもあるかもしれないけど、ヒーロー映画としてのエンターテインメント性やスッキリ感は若干弱いなって印象です。
2003年、映画版の「デアデビル」を観てみよう!
MCUのドラマ版「デアデビル」は評判も良いらしく今後MCUの映画への合流も期待したいところです。
ですが、2003年版のデアデビルも、リブートの話が持ち上がっていますし、2005年にはスピンオフの「エレクトラ」も公開されているぐらい力が入れられた作品でもあります。
映画版のデアデビルも全然、観て楽しめる部分もありますし、しっかりと作ってはいるなという印象です。
キャストは豪華ですが、このキャストでもう一度やることはないでしょう(笑)。
ですが、デアデビルに出演していたジョン・ファヴローはこれが縁でアイアンマンの監督の依頼が来たというような話もあり、そういう意味では大きなムーブメントとなったMCUに影響は与えた作品でもあるといえます。
ここまでブームになる前にマーベル映画も、けっこうありますし、評価は置いといてもそれなりにヒットはした作品が多いです。
デアデビルもそのような作品ではありますが、観ておいて損はないでしょう!
とにかく百聞は一見に如かずですので、
言いたいことは、
「デアデビル」、観てみてね!
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