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【セブン・サイコパス】脚本家のネタ集めのためにサイコパスを募集する不思議な映画!

セブン・サイコパス」は、タイトルから7人のサイコパスが集って何か戦ったりチームアップしたりするのかなって思ったんですが、

そうではなくて、セブン・サイコパスって作品を執筆している脚本家のネタ集めに友人がサイコパスを募集してしまうという映画です。

よくわからない設定ですが、サイコパスが連絡してきたり、いろいろと事件や面倒に巻き込まれたりと不思議な話が繰り広げられていきます。

映画:セブン・サイコパスのあらすじ・概要

公開 2012年
監督 マーティン・マクドナー
主演 コリン・ファレル
TOMATOMETER 82%

セブン・サイコパス」という作品の脚本を依頼されている作家のマーティ。

だが、スランプなのか締め切りは過ぎているのにまったく筆が進んでいない状況

そんなマーティを見かねた友人のビリーが、新聞の広告に「サイコパス募集」という広告を掲載します。

広告を見た変わり者たちがやってきたリ、謎の殺し屋やギャングと関ったりと、どこまでが妄想で現実かわからない展開になります。

ビリーの広告のおかげで、サイコパスたちや予想外の出来事にマーティは巻き込まれて行きます。


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「セブン・サイコパス」の脚本に悩むマーティ

記事内の画像は「IMDb」から引用

一応、映画のセブン・サイコパスの主人公であるマーティ(コリン・ファレル)は脚本家をしています。

タイトルと同じ、セブン・サイコパスという作品の執筆に取り組んでいますが、まったく筆が進まずに酒ばかりすすんでいる状態です。

煮詰まっているマーティを見て、友人のビリーが新聞にサイコパス募集の広告を出してしまいます。

応募してきたサイコパスの話を聞くのが目的ですが、ビリーの予測不能な行動にマーティは巻き込まれながらも脚本完成を目指すことになります。

主人公だけど、基本は巻き込まれてるだけみたいな感じです。

謎多きナイスガイの友人ビリー

記事内の画像は「IMDb」から引用

役者をやっていてマーティの友人でもあり、サイコパスを募集した張本人であるビリー(サム・ロックウェル)が、

はっきり言って、この映画の出来事を生み出したと言えます。

マーティの友人ですが、謎が多く、犬泥棒をしていたり、殺し屋のダイヤのジャックだったりと、

身近な陽気な兄ちゃんと思いきやぶっ飛んだ人物です。

ビリーの相棒かつ執念のクエーカー教徒の紳士ハンス

記事内の画像は「IMDb」から引用

ビリーの相棒のハンス(クリストファー・ウォーケン)は、犬泥棒を一緒にしています。

盗んだ犬がマフィアのボスの犬で、入院していた妻が報復で殺されてしまいます。

また、娘を殺されて、犯人につきまとい自分の首を掻っ切ったサイコパスのアイデアをマーティに話していますが、

自分のことであると考えられるので、サイコパスなのかもしれません。

ですが、けっこう常識人であり、マーティとビリーと行動を共にし脚本のアイデアも考えてくれてます。

愛犬を溺愛する過激なマフィアのボスのチャーリー

記事内の画像は「IMDb」から引用

ダイヤのジャックにマフィア狩りされているボスの、チャーリー・コステロ(ウディ・ハレルソン)が、ビリーたちに愛犬を盗まれたので、執念深く追ってきます。

脚本のための悪役に仕立てようとビリーは考えて、複雑な展開になっていきます。

チャーリー自身は、愛犬を取り戻すことを第一に考えていますが、マフィアなので残酷で容赦はないです。

でも、愛犬が大事過ぎて、マヌケな感じもします。

サイコパス募集で来たウサギを愛する殺人犯キラー

記事内の画像は「IMDb」から引用

サイコパス募集の広告で来たシリアルキラー狩りをしていた夫婦の旦那の方のザカリア・リグビー(トム・ウェイツ)が、一番のサイコパスかもしれません。

有名なシリアルキラーや正体不明のゾディアックまでもを処刑してきた過去があります。

唯一、広告で来たサイコパスであり、マーティとある約束をしていて破ったら殺すと宣言している現役のサイコパスです。

セブン・サイコパスって言うか3~4人がサイコパス

記事内の画像は「IMDb」から引用

タイトルはセブン・サイコパスですが、サイコパス7人が揃うということはなかったと思います。

ガチのサイコパスは、ビリーとシリアルキラー狩りの夫婦って感じですしね。

でも、ビリーも、サイコパスってよりも変な奴って感じもありますが。

マーティ自体も普通ではないし、マフィアのボスもハンスもクレイジーではあります。

でも、7人のサイコ・パスが集まって、どうこうするみたいな話ではないです(笑)。

映画:セブン・サイコパスのネタバレ・感想

記事内の画像は「IMDb」から引用

冒頭で、北野武監督の「その男、凶暴につき」を観ているシーンがありますが、

セブン・サイコパス自体も、何か北野映画っぽいコメディ感という感じがします。

ベトナム兵のサイコパスとかは、想像ですし、一番派手な銃撃シーンもビリーの想像シーンです。

人もリアルに死んだり、コメディ感たっぷりのシーンも多いですが、爆笑というよりニヤッとする感じ。

シリアスな部分も観ようによってはコメディだし、虚無感とかスッキリしない感じも北野映画っぽいなって思いました。

最初は、七人の侍のサイコパス版かと思ったんですけど、全然違いましたね(笑)。

映画:セブン・サイコパス、不思議な魅力!

記事内の画像は「IMDb」から引用

セブン・サイコパスは、不思議なコメディ映画ですが、話自体は単純です。

キャストは豪華だし、予告を観ると魅力的ですが、もっと面白く出来そうな感じもあります。

まぁでも、面白くなくはないし魅力もある。

あと、サム・ロックウェルはビリーみたいなクレイジーな役がうまい!

好き嫌いや意味わかんねえとかも、けっこうはっきりと分かれるかもしれませんが、

セブン・サイコパスは、個人的になんか好きですね。

とにかく百聞は一見に如かずですので、

言いたいことは、

「セブン・サイコパス」、オススメです!


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