ケヴィン・スミス第2作目の「モール・ラッツ」はリラックスして楽しめるコメディ映画です。
彼女に振られた親友同士がモールに気晴らしに出かけるという話です。
もちろん、ジェイ&サイレント・ボブも出てきます!
目次
映画:モール・ラッツのあらすじ・概要
公開 | 1995年 |
---|---|
監督 | ケヴィン・スミス |
主演 | ジェイソン・リー |
TOMATOMETER | 55% |
たまたま同じ日に親友同士が彼女に振られてしまいます。
このデコボココンビが、気晴らしにモールに遊びに行きそこでいろいろとハプニングを起こしつつも彼女を取り戻すために奮闘するというお話です。
ケヴィン・スミス監督作品にはお馴染みのジェイ&サイレント・ボブも友人という設定なのでいろいろと絡んできます。
また、ベン・アフレックが恋敵として登場するなど地味に豪華な作品です。
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モール・ラッツはバカ映画だけど感動する
安っぽさがないわけではないし、ドタバタ感満載のアメリカ的なコメディですが、キャラクターが際立っているので嫌な感じがしません。
また、考えさせられるセリフもありますし、映画のテンションが良く保たれているので飽きないで観られます。
なぜか最後には感動してしまうのですが、これは僕の精神状態が弱っていたせいということにしておきましょう!
モール・ラッツで感動したとかはあまり言わない方がいいですからね(笑)。
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映画:モール・ラッツの主要な登場人物
モール・ラッツの主人公二人は、ブローディ(ジェイソン・リー)とTS(ジェレミー・ロンドン)になります。
ブローディはホントにボンクラでコミック好き、TSは多少常識的ですが、ブローディと親友なんで若干ズレてるヤツではあります。
ジェイ&サイレント・ボブはブローディとは、けっこう仲良しな友人という感じで出てきます。
マーベルコミックの重鎮であるスタン・リーも出演していますし、クラークスをバックアップしていた素人なのかプロなのかわからない役者さんたちも数人出ています。
また、クラークスで主演しているブライアン・オハローランも出演しています。
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ブローディは彼女の新恋人、TSは彼女の父が敵役
フラれてしまった彼女を取り戻すというのが主軸の物語ですが、それぞれ主人公たちの前に敵が立ちふさがります。
ブローディの彼女ルネ(シャナン・ドハーティー)には、恋人候補であるシャノン(ベン・アフレック)がブローディの前に立ちふさがります。
TSの彼女ブランディ(クレア・フォーラニ)には、TSを嫌う父親スヴェニング(マイケル・ルーカー)という壁もあります。
まぁ立ちふさがる相手もいるんですが、冒頭で彼女たちに幻滅されてしまっている二人なので、なんとか見直してもらえるように必死になって頑張ることが面白くて感動を呼びます。
ジェイソン・リー演じるブローディ―はコミックファンであり、アメコミの神様スタン・リーが本人役出演しており、TSの仕込みではありますがブローディに助言するなどしてくれます。
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ジェイ&サイレント・ボブはモール・ラッツで活躍!
ジェイ&サイレント・ボブとはなんぞや?という方もいるでしょうが、この二人はケヴィン・スミス作品に多く登場する人気キャラクターです。
単独主演の映画「ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲」も後に制作されています。
二人はコンビニの前に立ちマリファナを売っているボンクラコンビという感じですが、気のいい奴らでコメディリリーフといいますか、ケヴィン・スミス映画にはなくてはならない存在です。
ジェイはジェイソン・ミューズが演じており、サイレント・ボブは監督のケヴィン・スミスが演じています。
二人は実際に幼馴染で友人同士で、映画以外でもコンビでいろいろと活動しています。
モール・ラッツでは、出番も多くブローディと仲が良いようでいろいろと手助けしてくれたりと活躍しています。
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ブローディのキャラクターがとにかく良い!
ジェイ&サイレント・ボブは別格として、ケヴィン・スミス作品でもブローディはとても面白いキャラクターになっています。
モール・ラッツでの主人公はブローディと言ってもいいでしょう。
ブローディは適当で冗談好きですが、決めるときには決めてくれる男です。
男から見ていて、ブローディは憧れてしまう要素があります。
適当でデタラメな中にも自分なりの考えや美学を持っており、ある意味芯や筋が通っていますしチャーミングなとこも多くて魅力的です。
もちろん、演じているジェイソン・リーが素晴らしいということもあります。
映画:モールラッツのネタバレ・感想
モール・ラッツの魅力は説明するのが難しいですが、温度感やテンションが観ていてマッチする方はハマって何度でも観たくなる作品ではないでしょうか。
これはクラークスにも通じることだと思いますね。
モールで気晴らしをしていたら、小さい町のせいで彼女たちと偶然再会してしまい片方は違う男とデートをしている、もう片方はフィーリングカップルのテレビ番組に出てさらし者になろうとしていることを知ります。
ブローディとTSは、彼女を取り戻すことテレビ番組をぶっ潰すことを企みます。
いろいろな思惑が乱れる中、ジェイ&サイレント・ボブやモールの店員でもあるシャノンやテレビ番組のプロデューサーでもあるブランディの父親が絡み合いハチャメチャでドタバタなコメディを繰り広げていくのがモール・ラッツになります。
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モール・ラッツはケヴィン・スミス作品の中でもオススメ!
笑って泣ける青春映画のモール・ラッツはB級映画、バカ映画という認識でも問題はないですが、侮れない良作です。
個人的に大好きな作品であるモール・ラッツ。
どこが?とか聞かれても難しんですが、空気感というかテンションとでも言いましょうか。
もちろんストーリーも面白く、俳優陣もセリフも素晴らしいです。
ケヴィン・スミス作品の中では1番好きな作品と言ってもいいかもしれません。
彼女にフラれたら僕もモールに行くことにしましょう。
百聞は一見に如かずですので、言いたいことは、
「モール・ラッツ」、オススメです!
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